とある堤防への行き方を改めてネット確認。何箇所か狭いところを通らねばならない道のりでなかなか難度が高かったものの……、なんとか堤防に到着。
ここでの狙いは、まずはジグで何かを釣ってみたいというのとあとまだ釣ったことのないクロダイが狙えたら……という感じです。あとチャンスがあればアオリイカも釣りたいところ。
朝マズメをジグで攻める
朝マズメ狙いで暗いうちに堤防に到着すると電気ウキがたくさん。後で聞くとアジを釣っているそうです。
堤防の先端には誰もいなかったのでとりあえずエギングをしながら明るくなるのを待つことにしました。
30分ほどエギを投げますが反応なし。明るくなってきたのでジグを投げます。
風がそこそこあったので風に乗せるとジグがよく飛ぶ……。しかし反応はなし。
とはいえ一日のうち8割は朝マズメに釣れるという言葉を信じて投げ続ける(真実は不明)。
するとコッコココンッという明確なアタリが。しかし掛からず。
結局その後何もなく、明るくなってしまったので一度撤退。
周囲のカゴ釣りでは青物が釣れまくり!!
朝ごはんを食べてから再出撃。近くの釣具屋でクロダイ用の集魚剤を購入し、再び堤防に到着。
するとカゴ釣りの人がいっぱい。まずは何人かの方に声をかけて情報を収集。どうやらカゴ釣りでは青物を狙っていて、先端ではやはり青物狙いでジグを投げているとのこと。
堤防手前しかもう空いてなかったのだけど、中央付近の人が「もう帰るからほらここ入りなよ」と場所を譲ってくれました。
「向こうで今90cmが上がってたよ」と言われて、見に行くとでっかい魚がバケツに頭から突き刺さってます。なんだろうイナダ?
午後になると辺りカゴ釣りにイナダがヒットしはじめました。そして程なくするとソーダガツオも釣れはじめました。
となりのおばさんは青物を9本釣って、それでもまだ釣果が少なくない方とおっしゃってました。
青物の回遊って都市伝説かと思っていたけど本当にあったんだ……。
カイリキはクロダイを狙ったウキフカセでしたが、結局いつもの通りメジナとアイゴしかヒットせず、クロダイを釣ることは出来ませんでした……。
でもとなりのお兄さんのカゴにクロダイがヒットしていたのでクロダイがいることは確かです。
夕マズメにダメ元でジグを投げていたら……!?
夕方になるとまた人が増えてきました。夜はアジ釣りが盛んなようです。
ウキフカセに見切りをつけ、夕マズメは堤防の先端から再びジグを投げてみました。するとカマスがヒット!!
初めてのカマスが釣れたので今日は良しとしましょう!
衝撃的な出会い
アジ釣りにやってきたおじさんが仕掛けを見せてくれました。なんとサビキ仕掛けもウキも電気ウキさえも手作りなんだそうです。何もかも手作りだなんてそんな発想がなかったので衝撃でした。
「どうやったら釣れるか考えながら工夫しながら仕掛けを作るんだよ。だから面白いんだ(笑)」
釣りを始めてから最も心に残る言葉です。針と糸から仕掛けを作り、発泡スチロールを削ってウキを作り、発光ダイオードをビニールパイプで包んで電気ウキに。ごく基本的な材料を組み合わせて試行錯誤を繰り返す。そしておそらくそうやってまわりの人達と楽しく競い合いながら釣りを楽しむ。それは面白いに違いない……と感心させられました。